岐阜県ハンガリー友好協会は、音楽家の育成と愛好家の拡大、国際交流を目的にして、1995年7月「リスト音楽院マスターコース」を始めました。
当初、ハンガリーやリスト音楽院を知る人は少なく、苦労が多くありました。
それでも優秀な音楽家が集まり、リスト音楽院に留学をする人が出ました。
この第1回生は、チェロの唐沢安岐奈くん(現・読売日本交響楽団)と古川展生くん(現・東京都交響楽団)の二人です。
友好協会では、マスターコースを開催するにあたって、単に音楽家を送り出しただけでなく、帰国後の支援活動を検討していました。
最初の修了帰国者が現れた1997年からは、「留学帰国コンサート」として支援活動を始め、修了帰国者が多くなると「リスト音楽院フェスティバル」として、マスターコースに合わせて毎年開催するようになりました。
しかし、マスターコースが全国的な音楽事業になるにつれ、留学する音楽家は増え、同時に修了帰国者も増え始めました。
このため2001年、友好協会会員の協力で音楽事務所「キューブ」が立ち上がり、コンサートのためのスタッフが生まれました。更に2年後には、留学生の親の言葉がヒントになり、友好協会理事の呼びかけでリスト音楽院友の会が誕生したのです。
しかし、残念ながらその3年後の夏には、解散をしてしまいました。解散後、修了生や親、支援者、そしてリスト音楽院教授陣からの再結成の要請を受け、これに応えて岐阜県ハンガリー友好協会では、その年、2006年12月の総会で音楽部門として「日本・リスト音楽院楽友会」を設立することを決め、翌2007年1月から活動を開始しました。


