2.ぎふ・リスト音楽院マスターコース
岐阜県ハンガリー友好協会の設立にあたって会長は、「何か社会に役立つことをしよう」と提案されました。当時岐阜県は、音楽・花・スポーツをテーマに行政を進めようとしていましたので、音楽ならリスト音楽院として、マスターコースを考えたものです。役員の中に、リスト音楽院教授と親しい人がいたことも幸いしました。
マスターコースは、音楽家の育成、愛好家の拡大、国際交流を目的に、リスト音楽院から教授をお招きし、レッスンとコンサートを開催します。最大の特徴は、留学システムがあることです。レッスン終了後留学選考会があり、教授に認められますと留学できることになっています。この留学システムは世界で初めての試みで、次第に全国に波及する大きな要因となりました。
この留学システムからリスト音楽院に留学した音楽家は、延べにして約70人、修了、帰国した音楽家は、約30人にのぼります。(2007年9月現在)
この音楽家のほとんどが、ヨーロッパ、日本、国内各地で活躍しています。
この事業は、岐阜県ハンガリー友好協会の主催で、1995年7月、「リスト音楽院マスターコース」として、チェロ部門(オンツァイ・チャバ教授)から始まりました。
2回目は、ピアノ部門(ヤンドー・イエネ教授)、3回目は、再びチェロ部門と進めてきたところ、その夏の終わりに県側から誘いを受け、4回目となる1998年7月から岐阜県と大垣共立銀行の協力を得て、「ぎふ・リスト音楽院マスターコース」として、ピアノ・ヴァイオリン・チェロの3部門を揃えて、全国事業へと発展してきました。2001年からは、運営主体を岐阜県に渡し、友好協会は、サポートに回っています。
毎年春に受講生の募集を行い、7月下旬に教授が来日、1週間のコンサート週間後5日間のレッスンと留学選考会が開催されます。
この2大事業によって、ハンガリーを知る人は多くなりました。
また、若い有望な音楽家がリスト音楽院をめざし、マスターコースを受講するようになりコンサートによって、音楽愛好家も増えるようになりました。
岐阜県ハンガリー友好協会は、こうした成果をさらに発展させたいと願っています。
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